本田技研工業(ホンダ)は11月20日、ジーエス・ユアサコーポレーション (ジーエス・ユアサ)の第三者割当増資を引き受けると発表した。なお、引き受ける新株数は249万7700株。引き受け後の同社によるジーエス・ユアサへの出資比率は4.99%となる。
ホンダは、急速に拡大するバッテリー需要への着実な対応に向けて、高い技術力と競争力を持つジーエス・ユアサを重要なパートナーのひとつと位置付けており、同社傘下のGSユアサとは、合弁会社「ホンダ・GSユアサEVバッテリーR&D(Honda・GS Yuasa EV Battery R&D)」を設立。
この合弁会社を通じて、グローバルで高い競争力を持つEV搭載用リチウムイオンバッテリーとその製造方法を研究開発すると共に、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指している。
今回の第三者割当増資の引き受けは、その実現をはじめとする電動事業の強化に向けた取り組みの一環になると云う。
[取引の概要]
・引き受け株式の種類:株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 普通株式
・引き受け株式数:2,497,700株
・払い込み金額:
2023年11月29日から同12月5日までの間の何れかの日に株式発行価格が決定次第、確定する。
・引き受け後の出資比率:4.99%