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2022年11月21日【イベント】

HKS、送迎バス安全見守り装置を開発

坂上 賢治

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エッチ・ケー・エス(本社:静岡県富士宮市、代表取締役社長:水口大輔)は11月21日、車載用IoTデバイスを活用した「HKS送迎バス安心見守り装置サービスMAMORU( 仮名 )とHBAS-DR1 ROKUGA( 仮名 )」を開発、同日より静岡県内の幼稚園にて実証実験を開始した。

 

開発の意図は、送迎バスの乗降時の所在確認や置き去りを防ぐことを目的としたもの。同社の送迎バス安心見守り装置サービスは、送迎終了時に「車内最後部に設置したスイッチを押す」というひと手間で、人による目視確認と車内に設置した人感センサの両方にて所在確認を行ない、置き去りを防止する装置となっている。

 

 

技術的には、同社製品の360°通信型ドライレコーダーを、送迎バス向けにカスタマイズしたモデルであり、ドアが開閉する度に乗降状態を録画しクラウドに送信する仕組みだ。従って現時点や過去の乗降を、クラウド上で確認する事が出来る。

 

 

目視確認後、確認スイッチを押すと人感センサが作動する。施錠後( ドアが閉まる )に万が一、人が残っていた場合はセンサーが検知し、クラクションが鳴ると共にハザードランプが点滅して周囲に知らせる。また、このような事態となった時にメールで通知する事も出来る。

 

 

またMAMORUとROKUGAの両方の装置を設置する事で、運転者だけで無く、運行管理者にも瞬時に状況が分るシステムを構成する事も出来る。同IoTデバイスは、静岡県ioT推進ラボ( 静岡県工業技術研究所内 /〒421-1298静岡市葵区牧ヶ谷2078 )にも展示されている。

 

今回の静岡県内の幼稚園に於ける実証実験の期間は3ヶ月。この期間で現場やステークホルダーの意見を収集。フィードバックさせる事を介してシステムの完成を目指す。

 

株式会社エッチ・ケー・エスについて
会社名: 株式会社エッチ・ケー・エス(英文名:HKS Co., Ltd.)
代表者: 代表取締役社長 水口 大輔
所在地: 静岡県富士宮市上井出2266
設立:  1973年
URL: https://www.hks-global.com/
https://www.hks-power.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。