1月4日に日立金属から社名を変更し、翌5日から新体制をスタートさせた「プロテリアル」は、11日、グループが一体となって進んでいくため、全世界の社員3万人を対象にキックオフイベント「Welcome to PROTERIAL – Day 1 セレモニー」を開催し、新しい門出を祝った。
プログラムでは、西山光秋会長による開会の辞に続いて、ショーン・スタック(Sean M. Stack)社長によるモニュメントの除幕式が行われ、その後、杉本勇次取締役が挨拶。
「正式にプロテリアルとしてスタートできたことを本当に嬉しく思います。プロテリアルは、世界トップクラスの高機能材料を生み出してきた、素材産業を牽引する素晴らしい会社です。更なる成長に向けて皆さんと一致団結をして取り組んでいきたいと考えています。取締役一同、安全や品質を第一に考えながら、『持続可能な社会を支える高機能材料会社』を目指し、全力を尽くします」と抱負を語った。
写真左:ライブ配信の様子。右:モニュメント除幕の様子。
また、続くプレゼンテーションでスタック社長は、世界の社員3万人に向けて、以下のように語った。
「私たちの使命は、最高の品質をすべての人が利用できるようにすることです。これが創業以来大切にしているモノづくりの姿勢です。
私たちは、独自の技術、製品、プロセス、および人材に於いて最高水準を目指して努力し、世界中のお客様に新しい価値をもたらします。その上で、サステナビリティをリードする会社でありたいと考えています。お客様と協創し、課題を解決する最高の高機能材料を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献しましょう。 また、多様性を生かしてイノベーションを起こし、成長の原動力とするために、個々を尊重し、自由闊達に意見を交わし、学び合い、共通の目標に向かって情熱と能力を結集していきましょう。
新商号プロテリアル(PROTERIAL)は、当社の企業理念を構成するミッション(Mission)とビジョン(Vision)、そしてバリュー(Values)を反映しており、“PRO”+“MATERIAL”から作られています。PROが表すのはプロフェッショナル(Professional:専門的な)、プログレッシブ(Progressive:革新的な)、プロアクティブ(Proactive:主体的な)の3つの言葉で、それぞれに『期待を超える仕事』『挑戦し続ける意志』『主体的な姿勢』という意味を込めています。MATERIALはこれら3つのPROに支えられた独創的な技術から生み出される、高機能材料を意味します。世界の人々に新たな価値を提供して、持続可能な社会の実現に貢献し続けていきましょう」。
[キックオフイベント概要]
– 実施日:2023 年 1 月 11 日(水)
– 出席者:執行役員全員および取締役3名(執行役員との兼務者含む)
– 対象者:全社員(約3万人)
– 形式:プロテリアル本社(東京都江東区)から世界へライブ配信
– 内容:
・開会の辞(会長執行役員 西山光秋)
・モニュメント除幕式
・挨拶(取締役 杉本勇次)
・プレゼンテーション(社長執行役員 ショーン・スタック)
・私のPRO宣言(執行役員)
・質疑応答
・海外拠点代表者メッセージ
■プロテリアル:https://www.proterial.com/