日立化成は、6月5日開催の臨時株主総会で、株式併合に関する議案について承認を得たことを受け、東京証券取引所・市場第一部の上場を、2020年6月19日を以て廃止。1970年10月の上場以来、約50年の歴史に幕を閉じる。
今後、日立化成は、昭和電工グループと段階的な統合を進め、将来的に新会社としての再出発を図る。
また、昭和電工グループが有する素材技術と、同社グループの持つ材料・評価・プロセス技術を融合させた技術や事業の垂直統合により、「ワンストップ型先端材料パートナー」として、顧客や社会が抱える課題に対してソリューションを生み出す「世界トップレベルの機能性化学メーカー」を目指すとしている。
■(日立化成)株式併合、単元株式数の定めの廃止及び定款一部変更の承認決議に関するお知らせ(6月5日付プレスリリース):https://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/information/2020/n_200605j1k.html