日立Astemoは6月1日、EV向けのモーターおよびインバーターが、マツダ初の量産電気自動車「MAZDA MX-30 EV MODEL」(1月28日発売)に採用されたと発表した。
MX-30 EV MODELは、2050年時点のカーボンニュートラル実現へのチャレンジに向けて、マツダの「マルチソリューション戦略」に基づき、LCA評価(※)によるCO2削減とユーザーの使い方を両立するという新しい考え方から企画された電気自動車。
昨年10月発売のMX-30マイルドハイブリッドモデルのコンセプト「わたしらしく生きる」を基に、ユーザーの夢を応援し、より豊かな人生を過ごしてもらうことを目指して開発された。
MX-30 EV MODELに採用された日立Astemo社のモーターは、独自技術により高出力で高効率な性能を、またインバーターは、直接水冷型両面冷却パワーモジュールにより小型・高出力化を特徴としていると云う。
日立Astemoは、安全性・快適性の向上や環境保全に寄与する先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、「社会価値」「環境価値」「経済価値」の3つの価値を引き上げ、持続可能な社会の実現とともに、人々のQuality of Lifeと顧客の企業価値の向上に貢献していくとしている。
※燃料の採掘・精製、製造、物流、使用、廃棄、リサイクルに至る、製品のライフサイクル全体における環境負荷を、定量的に把握して影響を評価すること。
[会社概要]
– 会社名:日立Astemo株式会社
– 本社:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
– 事業内容:
自動車部品および輸送用ならびに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス。
■日立Astemo:https://www.hitachiastemo.com/