SkyDriveは4月5日、ボストンコンサルティンググループ前日本代表の杉田浩章氏が、2021年4月1日より顧問に就任した事を発表した。
杉田氏は、27年間、世界的に有名な戦略コンサルティングファームである、ボストンコンサルティンググループで、消費財、流通、運輸、産業材、自動車、ハイテク、メディア、通信等、様々な業界の顧客企業の経営課題の解決を実行してきた。また、2016年~2020年は日本代表として経営を担い、経営者としての経験も豊富だ。
杉田氏はこれまでの経験やノウハウを活かし、「空飛ぶクルマ」の実用化、事業化を推進していくにあたり、経営戦略、事業戦略に関する支援・助言を行う予定だという。
■杉田浩章氏、コメント
空飛ぶクルマ、が漫画やSF映画の世界のお話だったのはもう昔の話。空飛ぶクルマ、が将来のモビリティを支える重要なビークルになる、というのはもう夢物語ではありません。必ず来る未来です。
では、誰がその未来像をビビッドにイマジネーションし、世界観を創り上げるか。そして、それを実現するために必要な課題を見極め、ソリューションを描き、ハード、ソフトを融合して成し遂げていくのか。すでにチャレンジのステージはそこに移っていると思います。
そして、それをやってくれそうなトップランナーが、SkyDriveだと思っています。
ある教授からご紹介され、縁あって福澤さんとお会いし、毎週のように議論させていただく中で、この既に夢でない未来を実現してくれるのは、福澤さんという強い信念と探求心、そして適度な楽観を持ったリーダーであり、それを一緒に推進しているSkyDriveのチームの皆さんであるのではないか、という思いがどんどん強くなっていきました。
私自身が経営コンサルティングという仕事を通じて経験してきた、様々な新規事業開発や市場創造の支援や、様々な大企業や組織など、一企業の枠を超えたネットワーク作り、協業のスキームつくりなどは、きっとSkyDriveの成長を加速させることに役に立つのではないか、と思っています。
未来のわくわくする世界をSkyDriveの皆さんとともに一緒に描き、それを実現していくチームに参加できることは、私にとってもとてもわくわくするチャレンジです。チームの皆さんを支援して、その実現に貢献していきたいと思います。
■杉田浩章氏、略歴
1983年03月 東京工業大学工学部社会工学科 卒業
1984年04月 JTBに入社
1993年03月 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 卒業
1994年04月 ボストン コンサルティング グループに入社
2006年11月 日本オフィス統括責任者に就任
2016年01月~2020年12月 日本代表
2021年01月~ ボストン コンサルティング グループ マネージング・ディレクター&シニアパートナー
2021年04月~ 早稲田大学ビジネススクール教授 (兼務)