日野自動車は、12月23日開催の取締役会で、連結子会社である日野モータース・マニュファクチャリングU.S.A.のウェストバージニア工場および、日野モータース・カナダのウッドストック工場における車両生産を、来年9月末まで停止することを決定した。
[北米工場の生産停止について]
<理由>
北米向け新モデルイヤーエンジン「A09C」と「J08E」、「J05E」(※)の米国法定エンジン認証試験過程で、課題が生じたため。
※「A09C」と「J08E」「J05E」:エンジン型式。
<内容>
日野モータース・マニュファクチャリングU.S.A.のウェストバージニア工場および、日野モータース・カナダのウッドストック工場における車両生産を停止することとし、両国における新たなモデルイヤーエンジンの搭載車両の発売を延期する。
<日程>
米国およびカナダの2工場における車両生産を、2021年9月末まで停止することとし、2021年10月の車両生産の再開および新たなモデルイヤーエンジンの搭載車両の発売を計画。
<今後の見通し>
現在、生産停止に伴う業績への影響について精査しており、今後開示すべき事項が生じた際には速やかに開示する。
(参考)[車両販売台数]
<2019年度実績、2020年度見通し>
・北米(米国・カナダ):17,100台、約8,000台
・グローバル:180,302台、約143,000台