GSユアサは12月22日、インドの持分法適用関連会社(2005年10月設立)Tata AutoComp GY Batteries社のオートバイ用鉛蓄電池の生産能力を2倍に拡大し、年間840万個の生産体制構築を目指すと発表した。
GSユアサは今年、アジア最大のオートバイ生産国であるインドでの更なるシェア獲得に向け、Tata AutoComp GY Batteries社の工場を増築し生産を開始、来年には生産ラインを更に1本追加して本格的量産を開始する予定。
また、今後も生産能力の拡大を図り、増築前の年間生産能力420万個に対し、将来的には2倍(840万個)の生産体制構築を計画。これにより、生産機種を拡充する他、同工場で生産する自動車用鉛蓄電池について、需要拡大が見込まれるアイドリングストップ車等、環境対応車に搭載される高性能鉛蓄電池を中心に、生産を強化する。
GSユアサは、今後もインドにおける需要拡大に対応するべく、供給体制を強化し、幅広いニーズに対応できるよう努めていくとしている。
[会社概要]
– 社名:Tata AutoComp GY Batteries Private Ltd.
– 所在地:インド共和国マハラシュトラ州プネ市
– 設立年月:2005年10月
– 出資者および出資比率:
・株式会社GSユアサ 50%
・Tata AutoComp Systems Ltd. 50%
– 事業内容:
自動車、オートバイ用鉛蓄電池の製造、販売。