GSユアサは6月30日、インドネシア共和国に、産業用蓄電池等の販売とメンテナンスを行う合弁会社「PT. YUASA INDUSTRIAL BATTERY INDONESIA」を、4月に設立したと発表した。
新会社は、GSユアサ、GS Yuasa Siam Industry(タイ)およびPT. Santi Yoga社の出資からなる合弁会社で、インドネシア国内を中心に鉛蓄電池の販売事業を展開するPT. Santi Yoga社の産業電池事業を譲り受け、7月から事業を開始。
ASEAN最大の経済規模を有し、インフラビジネスのさらなる発展が期待されるインドネシアにおいて、GSユアサが持つグローバルな産業電池事業の基盤と、PT. Santi Yoga社が同国内で培ってきた盤石な販売基盤を融合させることで、2025年に販売金額20億円を目指す。
GSユアサは、今後もインドネシア市場に、高品質で高付加価値な製品・サービスを迅速に供給することで、ASEAN域内におけるさらなる販売拡大を目指すとしている。
[新会社の概要]
– 社名:PT. YUASA INDUSTRIAL BATTERY INDONESIA
– 所在地:インドネシア共和国 ジャカルタ首都特別州 ジャカルタ
– 設立年月:2021年4月1日
– 出資金:36,430,000,000 インドネシア ルピア (約255百万円)
– 出資者:
・株式会社 GSユアサ 20%
・GS Yuasa Siam Industry(本社:タイ バンコク) 20%
・PT. Santi Yoga(本社:インドネシア ジャカルタ) 60%
– 事業内容:
・産業用蓄電池および電源装置の販売とメンテナンスサービス
・バッテリー式フォークリフト用蓄電池の販売とメンテナンスサービス
■Santi Yoga:https://santiyoga.com/