ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下「グッドイヤー」)は1月18日、Starship Technologies(スターシップ・テクノロジーズ)の自律走行型配達ロボット車両用に非空気式タイヤ(エアレスタイヤーNPT)を開発し、テストを実施していることを発表した。
スターシップ・テクノロジーズは、グッドイヤー・ベンチャーズが出資するベンチャー企業の一つであり、宅配やフードデリバリー用の自律走行ロボット車両の開発およびその1,000台以上のネットワーク運用をしている。
タイヤの安全性担保とメンテナンスに関するスターシップの要望に応えるため、グッドイヤーは、スターシップの配達ロボット車両のタイヤ寿命を延ばし、メンテナンス作業を軽減するために特別に設計されたエアレスタイヤを開発した。
グッドイヤーとスターシップは車両とタイヤの状態を評価するため、ボーリング・グリーン州立大学において実地試験段階に入っている。車両にタイヤを装着した状態での初期試験データでは、トレッド摩耗、ブレーキ、振動減衰に関して良好な結果が得られているとした。