SEMIは9月4日(米国時間)、半導体製造装置(新品)の2024年第2四半期の世界総販売額が、前年同期比4%増、前期比では1%増の268億ドルであったことを発表しした。
この数値について、SEMIのプレジデント兼CEOのAjit Manocha氏(アジット・マノチャ)は、「2024年上半期の半導体製造装置の世界販売額は、業界全体のこの期間の好調を反映して532億ドルに達しました。半導体製造装置市場は、先端テクノロジーに対する継続的な強い需要を支えるための戦略的投資と、半導体製造エコシステムの増強を望む諸地域によって成長を取り戻しました」と述べている。
なお同詳細は、SEMIが発行する世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS)レポート を介して提供された。このWWSEMSは、SEMIと一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ)が共同で、それぞれの会員企業から提出されたデータを集計した世界半導体製造装置産業の月次販売額の統計レポートで、地域別の四半期装置販売額(10億ドル単位)と前期比/前年同期比は以下の通り。
出所: SEMI ( https://www.semi.org/ ) および SEAJ ( http://www.seaj.or.jp/ ), 2024年9月/注: 数字を丸めているため合計値が合わない場合がある。
SEMIの半導体製造装置市場統計レポート年間購読(EMDS)は、世界半導体製造装置市場に対する包括的な市場データを提供。EMDSには、次の3レポートが含まれる。
– 製造装置市場動向の早期見通しを月毎に提供するSEMI Billingレポート
– 半導体製造装置の出荷額を世界7地域と24の装置カテゴリーに分類した詳細な月次レポートの世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS)
– 半導体製造装置市場の予測を提供するSEMI半導体製造装置フォーキャスト