フォルクスワーゲンAG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、グループCEO:ヘルベルト・ディース)の自動運車の研究部門は現地時間の4月3日、ハンブルクの市街地で自動運転車両(レベル4)の実走テストを実施した。(坂上 賢治)
同社は、ドイツ国内のリアルな都市環境でレベル4の自動運転実証を行うのは今回が初の試みだとしている。
実証ではレーザースキャナー、カメラ、超音波センサー、レーダー装置を搭載した5台の「e-ゴルフ(e-Golf)」を用い、同社とハンブルク市で検討・設計した自動運転機能/コネクテッド機能搭載車専用のテスト区間(3km/TAVF)で実走テストを繰り返す方針である。
このTAVFというのは、ドイツ連邦の交通デジタルインフラ省(BMVI)によって規定された自動運転車の実証テストコースのことを指す。
実証車両はレベル4対応の特別仕様車を用意