古河電工グループで車載用機能製品を製造販売する古河ASは、アルミ電線搭載ワイヤハーネス(アルミワイヤハーネス)の需要増に対応するため、日本市場および北米市場向けの生産拠点としてベトナムに新会社を設立し、その生産能力を増強する。
先進安全装備の追加や電動化に伴う車両の重量増により、日系自動車メーカーの軽量化ニーズが高まっていると云う。
その需要に応えるべく、古河ASは、アルミ電線とα端子を組み合わせたアルミワイヤハーネスの主要生産拠点があるベトナムに、3拠点目となる新会社「Furukawa Automotive Systems Vinh Long Vietnam」を、6月22日に設立。新拠点の早期の立ち上げを図るため、既存の2拠点(ホーチミン、ベンチェ)のリソースを活用し、来年8月の操業開始を目指す。
[新会社の概要]
– 名称:Furukawa Automotive Systems Vinh Long Vietnam Inc.(FAVV)
– 設立場所:ベトナム社会主義共和国Vinh Long省Binh Minh町Hoa区Binh Minh工業団地
– 設立日:2020年6月22日
– 社長:山本崇
– 資本金:8百万米ドル
– 出資者:古河AS株式会社100%
– 売上計画:220億円(2024年3月期)
■(古河電工)アルミワイヤハーネス:https://www.furukawa.co.jp/brightening/alpha.html