フォルシアは2月22日、2021年3月3日から3月5日まで東京ビッグサイトで開催される、第17回 [国際] 水素・燃料電池展~FC EXPO 2021~に、シンビオと共に出展することを発表した。(西ホール4F、小間No.: W26-36)
シンビオは、フォルシアグループとミシュラングループの合弁会社であり、小型自動車および商用車、バス、トラック、そして様々なサイズの電気自動車に搭載可能な水素燃料電池システムの開発、製造、販売を行っている。
フォルシアが開発を進める水素貯蔵システムと、シンビオの燃料電池システムで、水素モビリティシステムのバリューチェーンの75%を占めている。フォルシアは水素モビリティの世界的リーダーになるという目標を掲げ、引き続きこの分野へ集中的に投資をしていく方針だという。
1.水素貯蔵システム(フォルシア)
フォルシアはタンクの設計・製造から、すべての車両用途へのシステム供給まで、水素貯蔵システムのバリューチェーン全体をカバー。炭素繊維構造の最適化により15〜20%の軽量化、また、最大質量密度7%という、クラス最高のタンク軽量化設計および貯蔵効率を実現している。適応車種も、乗用車から小型商用車、大型トラックまで幅広く対応。
2.燃料電池スタック(シンビオ)
シンビオは新世代の燃料電池システム開発を加速し、量産化を進め、世界的なビジネスの拡大をめざしている。あらゆるモビリティ用途に対応した水素燃料電池システムを展示する予定。
3.完全水素燃料システムを促進する燃料電池車モックアップ(フォルシア シンビオシナジー)
フォルシアの水素貯蔵システムと、シンビオの燃料電池スタックシステムを搭載した燃料電池車(FCV)モックアップを展示、フォルシアとシンビオが提供するバリューチェーン全体を紹介する。