工場内 シミュレーションワールド
ZMPは3月16日、自動運転/AI技術開発用ロボットカーRoboCar 1/10Xにて提供しているシミュレーション環境を拡充させたパッケージを販売開始すると発表した。
このパッケージでは、RoboCar1/10Xのシミュレーション環境であるGazeboにて、サーキットや工場、病院内といった仮想空間を使用可能とした。これにより、様々なシミュレーション環境においてRoboCar1/10Xを用いた走行や、搭載されているLiDARやカメラなどのセンシング結果の確認が可能となる。
ZMPは、このパッケージを使用することにより、ロボットを導入するにあたり必要となる事前の実証実験や実フィールドでの動作確認等の工数を大幅に削減することが可能になるとしている。
なお、すでにRoboCar1/10Xを利用している人は、このパッケージを含むソフトウェア開発環境の最新版を無償で利用することができる。
サーキット シミュレーションワールド