日本精機は、ソフトウエア設計・開発力の強化のためのIT人材確保を目的として、2月1日、岩手県滝沢市に車載用計器等の設計開発を手掛けるソフトウエア設計分室を設立した。
日本精機では、主力製品となる車載用計器事業で、技術革新が顕著な自動車業界の影響等、TFTの大型化や高精細化、表示情報の多様化など、ソフトウエアの開発規模が拡大していると云う。
また、国内ソフトウエア設計のIT人材が2019年以降に減少に転じるとの予測があることから、今後、人材獲得競争の激化を予想。
以上を鑑み、岩手県滝沢市「滝沢市IPU(Iwate Prefectural University:岩手県立大学)イノベーションセンター」内に、ソフトウエア岩手設計分室を設立した。
岩手分室では、計器設計統括部ソフトウエア設計部の一部として、主にソフトウエアのプラットフォーム(PF)を開発。開設時は、日本精機および協力会社の人員含め7名体制でスタートし、2021年までに約20名体制への拡大を目指す。
また、日本精機は滝沢市と、2月22日、立地協定を締結。優秀な人材確保するとともに、滝沢市のITによる経済振興に寄与するとしている。
[ソフトウエア岩手設計分室の概要]
– 設立:2019年2月1日
– 所在地:岩手県滝沢市巣子152-378
滝沢市IPU第1イノベーションセンター201号室
– 業務内容:車載用計器等のソフトウエア プラットフォーム開発
– 電話(代表):019-688-6181
– FAX:019-688-6183