アイシン精機とアイシングループ(※1)は、11月10日、長野県下伊那郡根羽村で、矢作川の環境保全を目的に「2018 根羽村親子わんぱく体験隊 秋の陣」を開催した。
アイシングループは、2004年に源流地域の根羽村と「森林(もり)の里親契約」を結び、工場用水や生活用水として恩恵を受けている矢作川の上流の水源の森を守るため、さまざまな活動を通じて森林整備に協力している。
「2018 根羽村親子わんぱく体験隊 秋の陣」は、親子で楽しく「森と水」に触れ、環境意識を向上させることを目的に、2004年から毎年開催しているもの。
今回の活動では、グループ各社の社員とその家族、根羽村役場、根羽村森林組合、地域婦人会(杉っ子)など総勢約200名が、森のしくみや間伐の必要性などの環境学習を受けた後、エコロード(遊歩道)作りやミツバツツジの植樹を行った。
また、参加者が環境に対する具体的な取り組みを間伐材のエコ宣言プレートに書き込んだり、表札や本箱、木はがきのものづくり体験をするなどして、矢作川と森の関係性や森の大切さを学習。参加費の総額82,000円は、矢作川水源の森を守るための森林整備の費用として根羽村へ全額寄付された。
アイシングループは、持続可能な循環型社会を目指して、今後も森林整備や植林など市民参加による矢作川流域の環境保全活動を積極的に進めていくとしている。
[活動の概要]
– 実施日:2018年11月10日(土)
– 場所:長野県下伊那郡根羽村ネバーランド・アイシンの森
– 内容:ミツバツツジ植樹、遊歩道(エコロード)づくり、間伐材ものづくり体験(表札・木箱・木はがき)
– 参加人数:計189名(アイシングループ11社・138名、地域住民51名)
※1)アイシングループ14社(※太字=参加会社):アイシン精機、アイシン高丘、アイシン化工、アイシン・エィ・ダブリュ、アイシン軽金属、アイシン開発、アイシン機工、アイシン・エーアイ、アイシン辰栄、アイシン・エィ・ダブリュ工業、豊生ブレーキ工業、アドヴィックス、シロキ工業、アート金属工業