マツダは、 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴う生産調整を3月下旬から実施し、在庫の適正化を進めてきたが、現況を踏まえるとともに9月までを見通し、日本、メキシコ、タイの工場で実施してきた生産調整を7月で終了し、8月から生産調整以前並みの通常の操業体制に復帰する。
マツダは今後、日本の全工場で、残業および休日出勤を行う計画で、9月以降も通常の操業体制を継続する予定だが、感染拡大の状況や出荷先の自動車需要の動向などを注視するとともに、感染が再び拡大するリスクを視野に入れながら、慎重かつ柔軟に対応していく。
なお、世界各地の販売店では、一部の国・地域を除き概ねすべての店舗で営業活動を再開している。
マツダはまた、新型コロナウイルスの感染防止に向けて、医療関係者などへの支援活動や地元の取引先への取り組み、従業員の通勤時における公共交通機関の利用抑制などを継続して取り組んでいくとしている。
[国内工場の8月の操業]
休日出勤のほかに、1日(土曜日・昼勤)を振替出勤日とする(当初の予定通り、操業休止の一部を振り替える)。
※操業や稼働日の状況は、今後の状況によって変更する可能性がある。