テムザックは10月22日、NTTドコモ(以下「ドコモ」)と独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)が、横浜市・金沢シーサイドタウン並木一丁目第二団地において実施する実証実験に、日本総合住生活(以下「JS」)とともに参加すると発表した。
実証実験では、スマートモビリティ『RODEM』(ロデム)を活用して、自動運転・遠隔操作による人も物も運べる自動配送を実施する。
RODEMは、健康な人も移動に不安を覚える人も同様に移動できることを目指したユニバーサルモビリティ。配送仕様のRODEMは、架台を取り換えることで、商品の配送だけでなく、人の移動、クリーニングの持ち込みや納品、ごみの回収、巡回警備、清掃・消毒など多用途に転用できることから、団地内において稼働率を高くすることが可能となる。将来的には、テーマパーク、病院、空港ターミナル、道が狭く人の多い観光地など、一般車両が入りにくいエリアにおける、非対面・非接触での幅広いニーズに応えることを目指している。
■実証実験概要
実施期間:2021年10月27日(水)~10月28日(木)10:00~17:00(予定)
場所:神奈川県横浜市金沢区並木1 UR賃貸住宅金沢シーサイドタウン並木一丁目第二団地
実施内容:人々が実際に生活する団地空間において、住民の協力のもと、自動配送ロボット(配送仕様のロデム)が日用品等の商品を団地入口から住棟まで配達する。
各社の役割:
ドコモ(主催/運営主体、通信及びソリューションの提供)
UR都市機構(主催/運営主体、実証フィールドの提供)
JS(協力/システム運用、ロボットの遠隔監視・遠隔操作)
テムザック(協力/技術協力、自動配送ロボットの提供)