Mobility Technologies(以下「MoT」)は1月6日、DHLジャパンが、集配車両及び営業車両全台に『DRIVE CHART』を導入し、運用を開始したことを発表した。
MoTが提供する『DRIVE CHART』は、交通事故削減支援を行う次世代AIドラレコサービス。タクシーや営業車、走行距離の長いトラックなどで多く採用され、現在契約車両は約3万台(2022年1月時点)と、関東・中京・京阪神エリアを中心に全国に広がっている。
DHLジャパンの集配車両・営業車両全台へ導入
DHLジャパンは、DHLの日本法人として、国際エクスプレス輸送やEC商品配送等の事業を展開している。従来、集配業務に携わる社員の交通安全対策として、ドライブレコーダーによる指導、独自の社内研修・トレーニング制度などを実施してきたが、一段階上の安全運転を目指すため、新たなソリューションを模索していた。
その中で、AIで交通事故に繋がるリスク運転を可視化し、運転手ごとの運転傾向を把握できる点を評価し、『DRIVE CHART』の導入を決定。今後、DHLジャパンでは『DRIVE CHART』の活用を推進するとともに、取得したデータを活用することで各運転手の運転技術の定着度合いを定量的に検証し、交通安全対策における各種プログラムを更新していく予定だとしている。