デンソーは4月6日、アフターマーケットと非自動車製品を含む市販部門を再編し、自動車&ライフソリューション部およびカスタマーサービス技術部が担う、商品企画や開発およびアフターサービスなどの組織・機能を、7月1日付でデンソーソリューションに集約すると発表した。
これに伴い、デンソーソリューションは、現在東京都渋谷区にある本社を、愛知県刈谷市に移転する。
デンソーとデンソーソリューションは、この集約により、商品企画・開発から販売・品質保証・アフターサービスまで一気通貫で対応できる体制を構築し、顧客の様々な困り事に対して迅速かつ高付加価値なソリューションを提供。
また、デンソーソリューションがグローバル本部となって、日本市場をはじめ世界各地で推進するビジネスモデルを積極展開することで、シナジー創出を図り、全世界で地域に根差したソリューションの提案力向上と、事業の拡大を図る。
今後、デンソーソリューションは、細かなニーズに対応するなど、顧客に寄り添った対応を推進し、また「クルマ」「まち」「人」がシームレスにつながる社会向けたソリューション事業を加速・強化するとしている。
[新生デンソーソリューションの概要]
– 社名:株式会社デンソーソリューション
(DENSO SOLUTION CORPORATION)
– 本社所在地:愛知県刈谷市昭和町1-1
(現在の所在地:東京都渋谷区松濤2-15-13)
– 組織再編日:2021年7月1日
– 株主:株式会社デンソー(出資比率100%)
– 従業員数:約2,500人(2021年7月時点)
– 事業内容:
国内外アフターマーケット市場におけるデンソー・デンソーテン製品を中心とした、乗用車・フリート向け市販用品・補修品、非自動車製品(住宅設備・工場/オフィス用設備)の販売およびサービス業務(取付・保守・修理)。
■デンソーソリューション:https://www.denso-solution.com/