デンソーは、デンソーグループの競争力を高める国内生産体制の強化に向けて、デンソー北海道の工場を拡張し、半導体センサーの生産を拡大する。
デンソー北海道では、自動車のエンジンやエアコン、ブレーキなどのシステムに使用される半導体センサーを生産し、2009年の創業以来、累計5億台を生産。今後想定される電動化の進展と安全ニーズの高まりに伴うセンサー需要拡大に備え、工場を拡張する。
工場拡張と生産拡大に伴う投資額は、2025年までに約110億円を予定、来年7月に着工し、2021年6月に完成、2021年10月から順次生産を開始する計画。これにより、従業員数は2025年には約1,150人まで増加する見込み。
デンソー北海道は、デンソーグループの半導体センサーの生産を担う中核拠点として、さらなる顧客対応力の向上に取り組んでいくとともに、地域社会の発展に貢献していくとしている。
[デンソー北海道の概要]
– 社名:株式会社デンソー北海道
– 会社設立:2007年4月
– 所在地:北海道千歳市泉沢1007番地195(千歳臨空工業団地内)
– 資本金:26億円
– 出資比率:株式会社デンソー100%
– 社長:根橋 聖治
– 従業員数:
1,049人(2019年4月時点)
約1,150人(2025年度見込み)
– 事業内容:半導体センサー製品の製造
– 敷地面積:約163,484㎡
– 延床面積
約34,300㎡(拡張前)
約52,650㎡(拡張後)