デンソーは、営業車など社有車を保有する法人向けに、車両管理からドライバーの安全運転までをサポートするクラウド型社有車管理システム、「フリートオペレーションサービス mobi-Crews」を発売。全国のデンソーセールス(4月1日から、デンソーソリューション)で販売する。
「フリートオペレーションサービス mobi-Crews」は、デンソーが新開発した車載通信端末を車両に取り付け、リアルタイムに車両の情報を収集、提供することで、運行管理や安全運転を支援するサービスで、3つのプランを用意。
3プランの内、車両管理や安全運転支援などの基本サービスや動画配信や各種運転分析などのすべてのサービスに適応した「Fullプラン」と、通信型ドライブレコーダー(DN-CDR)を、1月11日に先行発売。残る2つのプランについては、2月以降の発売が予定されている。
*:2月以降の発売を予定
サービスでは、すべてのプランで車両の予約管理、日報・月報の自動作成など運行業務の管理および、ドライバー単位での運転評価やヒヤリマップ作成といった安全運転に役立つ基本サービスを提供。
また、ドライブレコーダーや通信型ドライブレコーダーを使用する「Safetyプラン」および「Fullプラン」では、事故発生時など危険運転時の動画を管理者へ自動配信するサービスやシーン別の運転を分析できるサービスをはじめとした、よりきめ細かい個別の運転指導に役立つサービスも提供する。
デンソーは、2018年、既販の大型商用車には後付け装着可能なドライバーステータスモニターを発売。今後、車両に搭載される製品、技術だけではなく、車両を多数運行する事業者にも着目し、安心、安全な運行システムやドライバーの目線に沿ったサービスの開発にも取り組んでいくとしている。
[サービスプラン一覧]