TOYOTA GAZOO Racingは1月5日、「ダカールラリー2022レポート No.1」を発表した。
2022年1月1日(土)、サウジアラビアで開催されるダカールラリー2022のスタートが切られた。TOYOTA GAZOO Racingはこのダカールラリー2022に新型のGRダカールハイラックスT1+の4台体制で参戦している。
ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組がステージ1で勝利を挙げると、続くステージでも順調な速さを見せ、1月4日(火)のステージ3を終えた時点で2位に37分差の首位を走行。また、チームメイトのジニエル・ド・ヴィリエール/デニス・マーフィ組もステージ3終了時点で4位と好位置につけている。
チームは、2019年ダカールラリーチャンピオンであるナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組を筆頭に、ベテランのジニエル・ド・ヴィリエール/デニス・マーフィ組と共に、2019年以来となる総合優勝を目指す。
2020年に初出場した同大会ではステージ5でリタイアとなるも力強い走りを見せたヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組は、現在、南アフリカ・クロスカントリー選手権3連覇中で、今大会での更なる成長に期待がかかる。この3組に加え、シャミア・ヴァリアワ/ダニー・スタッセン組を加えた4台体制でTGRはダカールラリー2022に挑んでいる。
2021年シーズンのワールドカップでの勝利は、旧仕様のハイラックスによるものであったが、チームはダカールラリー2022に向け、全く新しいGRダカールハイラックスT1+を開発した。今回のダカールラリー2022は、この新型車両にとって初の国際イベントとなる。
マシュー・ボーメル/ナッサー・アル-アティヤ
デニス・マーフィ/ジニエル・ド・ヴィリエール
ブレット・カミングス/ヘンク・ラテガン
ダニー・スタッセン/シャミア・ヴァリアワ