ダイハツ工業は2月20日、国内全完成車工場の3月以降の稼働について、以下の通り発表した。
2月16日、一連の認証不正により国土交通省から出荷停止指示を受けている車種の内、ロッキー(ガソリン車)等の3車種に於いて、その指示が解除された。同社では、これを受けて、今後仕入先や販売会社と密に連携しながら、当該3車種の生産・出荷の準備を進め、完了次第、順次再開していく。
[国内工場の3月以降の稼働について]
・滋賀(竜王)工場 第2地区
■ダイハツ・ロッキー(ガソリン車) /トヨタ・ライズ(ガソリン車) / スバル(SUBARU)・レックス
稼働状況:2024年3月4日以降の稼働について調査中(仕入先や販売会社の準備ができ次第順次再開予定)
■上記以外
稼働状況:~2024年3月15日まで稼働停止延長(※)
・京都(大山崎)工場
■トヨタ・プロボックス / マツダ・ファミリア バン
稼働状況:2024年2月12日~ 生産再開(未出荷車両の出荷は2月5日から再開)
■上記以外
稼働状況:~2024年3月15日まで稼働停止延長(※)
・ダイハツ九州 大分(中津)第1工場/第2工場
■ダイハツ・ミライース、ハイゼット トラック、ハイゼット カーゴ、アトレー(OEM車含む)
稼働状況:2024年2月26日~ 生産再開(未出荷車両の出荷は2月19日から再開)
■上記以外
稼働状況:~2024年3月15日まで稼働停止延長(※)
・本社(池田)工場 コペンファクトリー
■全車
稼働状況:~2024年3月15日まで稼働停止延長(※)
※当該車種については、国交省による適合性確認が完了していないため、3月16日以降の稼働再開の目処も立っていない。
ダイハツは、引き続き、国土交通省の指示に基づき、認証当局立会試験などの必要な対応を行っていくと共に、安全・品質を最優先とすることを再徹底した上で、注文客にクルマを一日でも早く届けられるよう、努めていくとしている。