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2020年5月26日【テクノロジー】

大同特殊鋼、磁石・次世代モータの研究施設が開所

NEXT MOBILITY編集部

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大同特殊鋼は、今年1月に中津川市の所有地を譲り受け、磁石の研究開発ならびに、次世代モータの研究に取り組む拠点として整備を進めてきた「中津川先進磁性材料開発センター」で、5月25日に関係者出席のもと修祓式を行い、その運用を開始した。

大同特殊鋼・ロゴ
大同特殊鋼グループは、2020中期経営計画で「構造材料から機能材料へ」とポートフォリオ改革を進めている。その柱の一つとして磁石事業の成長に向けた対応を行うべく、研究開発を技術開発研究所(名古屋市南区)が、製造・販売を子会社であるダイドー電子がそれぞれ担っている。

 

中津川先進磁性材料開発センターは、磁石の研究と製造、さらにモータの設計・評価を集約するため、ダイドー電子が立地する同地区に設立。次世代モータ技術とそれを支える高機能磁石に関する産学連携の研究開発を推進し、体制強化を図る。

 

また、産学連携として、名古屋工業大学元学長の松井信行名誉教授を技術顧問に迎え、モータ研究開発の指導を受ける他、研究開発に係る技術者の人材育成への協力も仰ぐ予定。これを機に大同大学(名古屋市南区)との連携もさらに強化する。

 

 

 

 

大同特殊鋼は、同センターの産学連携拠点化により、中部地区の自動車産業、ロボット産業および素材産業の発展に寄与するとともに、次世代モータと磁石などの基礎材料の双方に精通する先端技術者を育成する拠点になることに加え、高校等における技能実習による技能向上と地元定着支援を図り、若者に魅力あるまちづくりに貢献していきたいとしている。

 

 

[センターの概要]

 

– 名称:大同特殊鋼株式会社 技術開発研究所 中津川先進磁性材料開発センター

– 所在地:岐阜県中津川市千旦林字坂本1417-26(総面積約24千㎡)
– 総投資額:約15億円(土地建物購入費、研究開発設備への投資の合計)
– 人員:24名(開所時点)
– 研究内容:磁石の研究開発及びモータを始めとする磁性材料応用製品の研究開発。

 

 

[問い合わせ先]

 

大同特殊鋼株式会社
技術開発研究所 企画室 石川

電話:052-611-9646

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。