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2024年7月26日【アフター市場】

コンチネンタル、氷雪路の安全を求めたスタッドレスを発売

坂上 賢治

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氷雪路の走行安全を約束するセーフティ・スタッドレスタイヤ

 

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは7月26日、冬の日本国内向けの戦略新製品としてセーフティ・スタッドレスタイヤ「NorthContact NC7」を来たる9月1日より順次発売する。提供サイズは15インチから21インチまでの全45サイズ。以降のラインナップの拡大も予定している。頒価はオープン価格となる。

 

 

「NorthContact NC7」の製品特徴は、低温・凍結・雪上路面での走行安全を第一目標に開発。より安全・安心な氷雪路の走行を実現すると謳っている。また日本のドライバーのために静粛性へ拘り、柔軟性を維持するスペシャルコンパウンドを使用することで、より長い年月での使用での安定性能を狙った。

 

「NorthContact NC7」の主な製品特徴は以下の通り

 

(1). 最新世代のノルディック・コンパウンド
「NorthContact NC7」は新世代ノルディック・コンパウンドの採用により、極低温環境でのタイヤの性能を向上させて冬のドライブをより安全にする。

 

配合された柔軟剤は、天然由来の菜種オイルを加えるなど、コンパウンド技術のアップグレードによりトレッドコンパウンドはより柔らかくなり、低温に於ける様々な道路状況に適応する。

 

また最適化されたトレッドポリマーネットワーク構造により、トレッドが柔らかい状態でも十分な強度を維持できるため、走行時の変形を抑制、耐久性を確保、転がり抵抗の低減も実現する。

 

最新世代のノルディック・コンパウンド

 

(2). ゲッコー・グラブパターン2.0
「NorthContact NC7」は、左右非対称を基調とした「ゲッコー・グラブ・パターン2.0」と呼ばれる最新のパターン・テクノロジー・パッケージを採用した。これにより雪や氷上でのタイヤのグリップ力を高め、優れたブレーキングと充分なトラクションを実現する。

 

ゲッコー・グラブパターン2.0

 

(3). ワイド・カーカス・プロファイル
「NorthContact NC7」は、幅広のカーカスプロファイルで特別に設計されている。これによりタイヤの路面との接触面積が増加し、特に接地面効果による氷上性能が向上した。氷路面のみならず、ドライ・スノーなど様々な路面状況でのグリップが向上する。

 

ワイド・カーカス・プロファイル

 

(4). サイレント・トレッド・パターン
「NorthContact NC7」のトレッドは、千鳥状のパターンとサイプの設計により、幾何学的な角度を最適化。トレッド・ブロックが地面に接地するタイミングを分散させることで気柱共鳴音の伝達を抑制。車内への騒音レベルを低減し、快適性の高いドライブ体験を提供する。

 

サイレント・トレッド・パターン

 

発売サイズ

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。