独・コンチネンタルの日本法人コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、2月21日、次世代コンパウンドテクノロジー「グリーンチリ™2.0」を採用し、燃費性能や耐摩耗性に加え、パーフォマンス性能も向上した新型エコタイヤ「EcoContact™6 (エコ・コンタクト6)」を2019年3月から日本導入することを発表した。
東京都内で行われた発表会では、まずコンチネンタルタイヤ・ジャパン代表取締役社長のグレゴリー・メイ氏が登壇。自動車や二輪車向けタイヤはもちろん、自動車部品サプライヤーとして幅広い製品を提供する同社の取り組みに関して説明した。
近年、ADAS(先進運転支援システム)やEV、自動運転技術など最新テクノロジー向け部品や各種システムなどの事業でも知られる同社は、同氏によると、今や「世界トップ3の自動車部品サプライヤーに成長。2017年には部門全体の売上高が約44億ユーロ(約5542億円)に達した」という。
また、同社の事業中で最も大きな売上比率を持つタイヤ事業に関しても、2025年までに現在の世界第4位から、世界トップ3となるべくシェアを拡大することを目指し、今後は特に「日本を含むAPAC(アジア太平洋)市場での成長に注力する」ことに言及。
そのために、アジアの新生産拠点として、タイの新グリーンフィールド工場を2019年中に稼働させることなどを発表した。