京セラは、ロボットやAI(人工知能)を活用した生産設備の自動化など、自社設備の開発体制の強化と製作スペースの拡張を目的に、4月3日(水)から、新工場棟(29号ビル)を建設する。
現在、京セラでは、作業の効率化や品質改善、将来的な人手不足への対応を図るため、AIやロボットなどの先端技術を活用し、各拠点の生産性倍増に向けた取り組みを推進。さらに、生産プロセス改革による徹底的な原価低減による高成長・高収益企業の実現を目指している。
今回その取り組みの一環として、大阪大東事業所にある生産プロセス・設備の研究開発拠点と、滋賀八日市工場にある各工場・事業所向けの生産設備製作拠点を滋賀野洲工場に集約。
新棟建設により、開発・製作スペースを約2倍に拡張し、よりスピーディな開発体制を確立するとしている。
[新工場の概要]
– 名称:京セラ株式会社 滋賀野洲工場 29号ビル
– 所在地:滋賀県野洲市市三宅800
– 投資総額:約50億円
– 建築面積:3,849 m2 (鉄骨、4階建)
– 延床面積:13,305 m2
– 建設計画:2019年4月着工/2020年4月操業予定
– 生産品目:自社生産設備の開発・製作