トヨタ自動車は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による世界的な新車需要の低迷を受けて、5月以降、国内の全完成車工場で、生産調整を順次実施する。
具体的には、5/1、5/11の2日間を非稼働日とし、稼働カレンダーの振り替えを実施。加えて、海外向けの車両を生産する一部の工場/生産ラインでは、5/12以降についても、非稼働日の設定および1直化を予定している。
[稼働調整の詳細]
■稼働停止(全15工場28ライン中、5工場9ライン)
・堤工場 第1ラインおよび2ライン
5/12(火)-5/15(金)4日間
・田原工場 第1ライン
5/12(火)-5/18(月)5日間
・トヨタ自動車東日本(TMEJ)東富士工場 F201ライン及びF301ライン
5/12(火)
・トヨタ自動車東日本(TMEJ)岩手工場 第1ライン
5/12(火)-5/13(水)2日間
・日野自動車 羽村工場・第1ライン
5/12(火)-5/15(金)4日間
・日野自動車 羽村工場 第2ラインおよび第4ライン
5/12(火)
■1直化(3工場4ライン)
・田原工場 第1および第3ライン
5-6月 稼働1直化(2直とも従業員は出勤)
・日野 羽村工場 第1ラインのみ
5-6月 稼働1直化(2直目は休業対応)
・岐阜車体 第2ライン
5-6月 稼働1直化(2直目は休業対応)
トヨタはまた、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の海外部品の納入に影響が出ることが見込まれるため、4/20(月)から4/22(水)の3日間、高岡工場第2ライン、豊田自動織機301、302ラインの稼働を停止する。
なお、今後の需要動向ならびに部品納入の状況によっては、稼働計画は変更される可能性がある。