中央発條は11月16日、インドネシアに於ける事業規模の拡大について発表した。
中央発條では、東南アジアで今後拡大が見込まれる小型車需要を取り込むべく、製品の品質・価格競争力を追求。この取り組みにより、タイに続き、新たにインドネシアでトヨタ・ダイハツ向けシャシばね製品を受注したことから、今回、同国に於ける事業規模拡大について発表した。
中央発條は、タイと並んで東南アジアの重要戦略拠点であるインドネシアに於いて、引き続き主要取引先に対する拡販活動や設備投資を進め、中長期経営計画(連結売上1,000億円、営業利益率5%)の達成に向けて取り組んでいくとしている。
[小型車用製造原価低減活動について]
①グローバル調達活動強化
・世界で最適な品質コストでのグローバル調達を実現。
②タイ工場の内製加工品を東南アジア拠点で使用
・加工素材をタイ工場に集約、材料二次加工を実施し、タイ及びインドネシア工場にて活用。今回受注した小型車の原価低減と製品の高強度化を実現。