これらの制御は、同社が開発した車載ソフトウェアにより実行、またそれを組み込んだマイコンは今回、自動車に使われることが多いRH850を使用し、実際の車両にも応用可能であることを実証している。
同社の開発担当者によると、超音波センサは、車両と障害物などとの距離を測定しやすく、加えて雨や積雪など悪天候時でも測定の誤差が出にくい。また、周囲の騒音などによる誤検知も少ないという特徴があり、自動運転車への活用は十分に有効であるという。
同社では、既存で使われているLiDARやミリ波レーダ、カメラなどと組み合わせることで、より高い安全性が実現できると見込み、今後も実用化に向けた開発を進めていく方針だ。