大手自動車関連サプライヤーのマレリは、9月9日、カルソニックカンセイとマニエッティ・マレリ両社の社名を公式に「マレリ(Marelli)」へ変更すると発表した。
10月以降、カルソニックカンセイは「マレリ株式会社(英文名:Marelli Corporation)」となり、マニエッティ・マレリS.p.A.は「マレリ・ヨーロッパS.p.A.(同:Marelli Europe S.p.A.)となる。
また主要関連会社も、「マレリ」を冠した名称へと変更される。
この発表に際して、マレリCEOのベダ=ボルゼニウス氏は、次のように話している。
「これは、私たちがグローバルカンパニーとして一つにまとまり、共に旅を進めていくうえでのエキサイティングな一歩です。公式に社名を変更したことは、世界中のお客様に質の高い製品とイノベーションを提供し、世界をリードする企業へと進化していくことを具体的に示すものです」。
[マレリについて]
マレリ(MARELLI)は、イタリアと日本を拠点とする2つの自動車関連サプライヤーが統合して誕生。欧州、米州、アジア太平洋地域に約170の工場と研究開発拠点を有し、埼玉県さいたま市とイタリアのコルベッタに事業本社を置いている。