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2022年2月8日【トピックス】

オンキヨー、連結子会社の2社の事業停止。破産準備へ

NEXT MOBILITY編集部

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オンキヨー・HP

オンキヨーホームエンターテイメント(以下、オンキヨー)は2月8日、連結子会社の「オンキヨーサウンド(以下、ONS)」と「オンキヨーマーケティング(以下、OMC)」の事業活動を停止すると発表した。今後は、両社破産手続開始の申立て準備を進める予定だと云う。

ONKYO・ロゴ

ONSは、オンキヨーからの会社分割により2020年10月に設立。以降、OEM事業に従事してきたが、継続的な資金難の状況に。一方のOMCは、ホームAV事業譲渡以降も、ホームAV製品やデジタルライフ製品の国内販売を続けてきたが、継続的な資金難の改善の見通しがたたない状況にあると云う。

 

ONSとOMCではこれまで、第三者の資本参加や事業の譲渡など、事業継続のためのあらゆる可能性を模索してきたが、それら協議も難航。オンキヨーは今回、両社事業の継続が極めて困難であると判断し、両社の活動停止を決定した。

 

なおオンキヨー自身は、HAV事業譲渡に伴う手数料収入を得ながら、経営管理業務を外部から受託する形で、小規模なビジネスを継続していくと云う。

 

 

[事業活動を停止する子会社概要]

 

<ONS>

– 名称:オンキヨーサウンド株式会社
– 所在地:大阪府東大阪市川俣一丁目1番 41 号
– 代表者の役職・氏名:代表取締役 宮田 幸雄
– 事業内容:音響機器・電子機器・車載用スピーカー等の開発設計、製造販売、受託生産。
– 資本金:100百万円
– 設立年月日:2020年10月12日

 

<OMC>
– 名称:オンキヨーマーケティング株式会社
– 所在地:東京都墨田区横網一丁目 10 番5号
– 代表者の役職・氏名:代表取締役 上山 洋史
– 事業内容:住宅等へのAV関連製品の販売及び営業関連業務
– 資本金:100百万円
– 設立年月日:2010年12月1日

 

 

オンキヨーは、両社の破産に関して、具体的な影響など開示すべき事項があれば告知するとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。