ブリヂストンは1月17日、ヤマハ発動機(以下「ヤマハ」)が2021年11月10日にモデルチェンジを発表したMTシリーズのフラッグシップ「MT-10」(エムティー テン)の新車装着用タイヤとして、「BATTLAX HYPERSPORT S22」(バトラックス ハイパースポーツ エスニーニー)を納入すると発表した。
ヤマハの「MT-10」は、”意のままに操れるストリート最強のスポーツ性能”と”多用途で楽しめる機能”を集約させたモデル。2022年モデルの「MT-10」は、“MT-king‘S Dignity”をコンセプトに開発を行い、操る悦びを体感できるサウンドデザイン、トラクションコントロールやスライドコントロールシステムなどの高精度な各種電子制御を搭載しているという。
これまでブリヂストンは、ヤマハとの長年にわたる共創において、同社が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。同社は、2輪車用スポーツタイヤブランド「BATTLAX」のタイヤで、「FIM世界耐久選手権(EWC)」や「MFJ全日本ロードレース選手権」などのモータースポーツを支えるとともに、それらを通じてタイヤの限界性能を追求する技術の研鑽につとめている。
今回、「MT-10」に装着される「BATTLAX HYPERSPORT S22」は、モータースポーツ活動で培った技術をベースに開発した、同社の「断トツ商品」の一つ。高いグリップ力と高速耐久性を両立した最新のトレッドゴムと構造を採用し、さらに剛性を最適化することで、高いドライグリップ性能、軽快なハンドリング性能とともに、優れたウェット性能を確保。市街地、高速道路、ワインディング路からサーキットでのスポーツ走行など様々なシーンで、「MT-10」のクールで楽しい走りに貢献するとしている。
■納入する新車装着用タイヤ
左)フロント:120/70ZR17 M/C (58W)
右)リア:190/55ZR17 M/C (75W)