ブリヂストンの米国子会社のブリヂストン アメリカス・インクは、約13億円(※)を投資し、米国イリノイ州のブルーミントン工場で、建設・鉱山車両用タイヤの生産能力を増強し、新たに3つのサイズのタイヤを製造することを発表した。
これにより、ブルーミントン工場は、同社グループで、29インチ・33インチ・35インチの中小型建設・鉱山車両用タイヤを製造する初の海外工場となると云う。
今回の増強により、同社グループでは、米国サウスカロライナ州のエイケン工場での大型・超大型建設・鉱山車両用タイヤの製造と併せて、戦略商品である建設・鉱山車両用タイヤを北米の顧客への迅速な供給が可能になるとのことだ。
なお、増強は2020年中に完了する計画。ブリヂストングループは、需要動向に迅速かつ柔軟に対応し、より高品質な商品を提供できる生産体制を構築していくとしている。
※:1ドル=107円で換算
[ブルーミントン工場概要]
所在地:イリノイ州ノーマル市
工場長:Monty Greutman(モンティ グリュートマン)
設立年月:1965年8月
敷地面積:約332,000㎡
従業員数:約420名(2017年6月時点)
生産品目:建設・鉱山車両用タイヤ