ブリヂストンは、10月2日~14日(※1)に、フランスのパリで開催される「パリモーターショー2018」に出展する。
今回のモーターショーでは、「一人ひとりを支える」をテーマに、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献するブリヂストングループの商品や技術、ソリューションビジネスおよび、オリンピック・パラリンピックを通じて夢を追いかけるすべての人の挑戦を支える取り組みを紹介。
また、プレスデーの10月2日14時30分から、ブリヂストンブースで、同社グループが欧州で販売するタイヤ製品や新しいモビリティソリューションビジネスおよび、同社が開発した世界初(※5)のゴムと樹脂のハイブリッド素材「High Strength Rubber」を紹介するプレスカンファレンスを行う。
[主な展示]
○欧州で販売するタイヤ「TURANZA T005」
欧州のドライバーが求める操縦安定性と、ウェット路面での制動性能の両立を実現したタイヤ「TURANZA T005」と、当該タイヤを装着した車両「Maserati Levante(マセラッティ ルヴァンテ)」を展示する。
○ブリヂストンブランド初の欧州向けオールシーズンタイヤ「WEATHER CONTROL A005」
「WEATHER CONTROL A005」は、今年5月発売の欧州向けオールシーズンタイヤで、ドライ路面からウェット路面、冬の雪道まで、欧州で季節を問わずに使用できる。
○パンク後の走行を可能にするランフラットテクノロジー採用タイヤ
タイヤの空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるランフラットテクノロジー採用タイヤ(※2)「DRIVEGUARD」を展示。安全性と乗り心地を両立し、より安全で環境に優しい車社会の実現に貢献する技術を紹介する。
○欧州向けに販売しているファイアストンブランドのタイヤ
欧州向けに販売しているファイアストンブランドのタイヤと創業者の生誕150周年を迎えたファイアストンブランドの歴史を紹介する。
○空気充填不要なタイヤを装着した自転車
空気充填を不要にするブリヂストンのタイヤ技術「エアフリーコンセプト(※3)」を採用し、パンクの心配のないタイヤを装着した自転車を、ブース内で試乗・体感できる。
ブリヂストンでは、省メンテナンス性、リサイクル性にも優れる同技術を用いたタイヤの、様々なカテゴリーの車両への応用に向けた検討を進めている。
○低燃費タイヤ「ECOPIA with ologic(※4)」を装着したソーラーカー
昨年、ブリヂストンの低燃費タイヤ技術「ologic」を採用したソーラーカー用タイヤ「ECOPIA with ologic」を装着して、ブリヂストンワールドソーラーチャレンジで活躍したボーフム大学(ドイツ)のソーラーカーを展示する。
○オリンピックを通じた取り組み
フランスで各々の競技で挑戦を続けるアスリートと、彼らを支え応援するすべての人で構成される「チームブリヂストンフランス」の活動を紹介する。
○パラアスリートを支援する取り組み
タイヤ開発の技術を活かしたパラアスリート支援の一例として、東京2020パラリンピックを目指すパラトライアスロンの秦由加子選手が、ランパートで装着する義足用ゴムソール開発の取り組みを紹介する。
※1:プレスデー 10月2日~3日、一般公開日 10月4日~14日
※2:空気圧が低下した状態でも所定のスピードで一定距離の走行が可能なタイヤ。ISO規格に基づく試験、又は特定の実車試験の条件で空気圧0 kPa時に80 km/hで80 kmの走行が可能。
※3:空気を使わずに特殊形状の樹脂スポークを用いて車両の荷重を支えるタイヤ技術。リサイクル可能な樹脂を用いることでデザイン自由度の向上、資源の効率的な活用にもつながる。
※4:狭幅化によって空気抵抗を低減し、大径化と高内圧化により転がり抵抗を大幅に低減する低燃費タイヤ技術。
※5:ブリヂストン調べ
■パリモーターショー2018(英語):https://www.mondial-paris.com/en/visiteur/auto