ブリヂストンの役員(※)は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う厳しい事業環境への対応の一環として、報酬の一部を自主返納する。
ブリヂストンでは、新型コロナの拡大がグロ-バル事業へ与える影響が予測できない厳しい状況が続く中、グループにおいて様々なリスクシナリオを作成し、財務健全性を維持すべく、キャッシュフロー重視の事業経営をグローバルで推進。投資や経費についても、戦略事業に向けた優先リソースを除き、全面的な見直しを行い、削減していると云う。
今回の役員報酬自主返納は、以上取り組みの一環として、また従業員と痛みを分かち合うという役員の総意を反映して実施するとしている。
※海外派遣者を含む業務執行を担当する全役員、但し、日本における役員を兼務する海外事業体役員を除く。
1.役員報酬の自主返納の内容
・代表執行役:月次報酬の30%
・執行役:月次報酬の20%
・執行役員:月次報酬の10%
役員報酬は、今回自主返納の対象となる固定報酬(月次報酬)と業績連動報酬から構成されており、総報酬に占める業績連動報酬の割合も上位職者がより高く設定されている。
2.対象期間
2020年6月度支給分より12月度支給分までの7ヶ月間