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2019年5月13日【テクノロジー】

ボッシュ、グローバルインターンシップ開始

NEXT MOBILITY編集部

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ボッシュは、8月21日から実施する、日本在住の大学生向けに同社海外法人でインターンシップの機会を提供する「グローバルインターンシップ」の参加者を募集している。

 

募集期間は、5月7日から6月11日まで。対象は、日本在住の理系専攻学生(学部生、院生)。

ボッシュ・ロゴ

グローバルインターンシップは、国籍を問わず日本の大学に在籍する理系専攻の大学生が夏季休暇期間に参加するインターンシップで、今年で4年目。

 

今回は、ベトナムで自動車部品の適合を体験するプログラムと、インドでIoTアプリケーションの開発を体験するプログラムを実施する。

 

 

インドの現地従業員と協力してIoTアプリケーションの開発を体験

 

グローバルインターンシップは、事業のグローバル化が進む自動車業界で世界を舞台に活躍できるエンジニアを育てたいという思いから2016年に開始。

 

これまで、タイとベトナムのボッシュで自動車部品の適合や試験を行うインターンシップが開催され、今年は、ベトナムに加え、インドでIoTアプリケーションの開発に携わるプログラムが実施される。

 

インドには、約19,000人の従業員を擁し、ドイツ国外で最大となるソフトウェア開発拠点のRobert Bosch Engineering & Business Solutions(RBEI)がある。

 

インターンシップに参加する学生は、RBEIの従業員の協力を仰ぎながら、製品の稼働状況をクラウドでモニタリングするためのプログラミングや、特定のIoTアプリケーションのテストを行う。

 

一方ベトナムでは、エンジンソフトウェアの適合やトランスミッションのCAN通信分析など実際に行われている開発プロジェクトに携わる。

 

2019年は、上述のインドとベトナムでのインターンシップで計20名程度の学生を派遣する。

 

 

 

 

学生と企業の相互理解を促進

 

2018年のインターンシップでは、その後就職活動を行った学生の約9割がボッシュの新卒採用の選考に応募したと云う。

 

ボッシュでは、グローバルインターンシップに参加し、その後ボッシュに入社した社員のコメントを以下のように紹介している。

 

「インターンシップでの体験により、海外拠点の従業員と協業するために必要なことを学ぶことができました。英語に苦手意識がありましたが、会議、会話の中でお互いが理解していないことをその場で解決することが重要だと学び、今では海外事業所とのコミュニケーションを円滑にするために様々な工夫をしています。

 

インターンシップを通じて、言語や考え方が異なる人と共通の目標に向かって努力する楽しさを再認識し、グローバルな環境で仕事ができるボッシュに入社したいと思いました」。

 

 

 

 

ボッシュ・ジャパンで体験できる様々なインターンシップ

 

ボッシュでは、グローバルインターンシップの他にも、夏期などの長期休暇を利用して参加できる「シーズナルインターンシップ」や、3ヶ月以上にわたる「スタンダードインターンシップ」、さらに日本とドイツの両国で就業体験ができる「ハイブリッドインターンシップ」を提供<詳細:https://saiyo.boschjapan-brandtopics.jp/intern/>。

 

5月13日に行われた「第2回学生が選ぶインターンシップアワード」では、ボッシュのシーズナルインターンシップが優秀賞を受賞。昨年のグローバルインターンシップでも同賞を受賞しており、2年連続の受賞となる。

 

 

[グローバルインターンシップ2019募集要項]

 

– 募集対象:日本在住の理系専攻学生(学部生、院生)
– 応募期間:5月7日~6月11日
– インターンシップ実施期間:8月21日~9月11日、11月4日(最終報告会)
– インターンシップの場所:ベトナムまたはインド(横浜研究開発センター・渋谷本社にてオリエンテーション開催予定)
– 募集人数:20名程度
– プログラム例:

・IoTアプリケーションの開発、試験(インド)
・エンジンソフトウェアの適合(ベトナム)
・トランスミッションのCAN通信分析(ベトナム)
・自動パーキングブレーキの調査・テスト(ベトナム)

 

 

■グローバルインターンシップの詳細:https://saiyo.boschjapan-brandtopics.jp/information/news/2019-04-22-post/

■インターンシッププログラム登録フォーム:https://job.axol.jp/gs/i/bosch_21/entry/agreement

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。