また貨物輸送では、自分の荷物が今どこにあって、どのように扱われているのかが気に掛かるもの。そこでボッシュのトランスポート データ ロガーは貨物のサプライチェーンを透明化し、貨物の状態を明らかにする。
具体的には、約10平方センチメートルの小さなボックスを搭載。これにはセンサーが内蔵されており、壊れやすい荷物の輸送を監視し、輸送中の庫内の温度、湿度、傾き、衝撃を常に測定する。
測定された数値はスマートフォンやタブレットアプリに表示され記録。その記録数値が一定のラインを超えると、アプリが警告し、荷物の潜在的な損傷を早期に検知し、その原因発生に関わった担当者を特定する仕組みだ。
また車両との通信はセントラルゲートウェイを介してトラック内のECUと外界とのデータ交換を制御、ここに最新の伝送技術と暗号化技術を搭載することで車両ネットワークへの不正アクセスは独自の侵入検知システムによって防がれる。