ビー・エム・ダブリューは4月23日、「BMW G 310 GS(ジー・サンイチマル・ジーエス)」の予約注文の受付を、BMW Motorrad正規ディーラーにおいて開始した。納車は、2021年5月下旬頃を予定している。
メーカー希望小売価格(消費税込み)は、709,000円。なお、40周年記念カラー、及びスタイルラリーの特別仕様は税込み+10,000円となる。
新型モデルとなるBMW G 310 GSは、先代モデル同様に、4バルブDOHCに電子制御式燃料噴射装置を備えた、排気量313ccの水冷単気筒エンジンを採用している。またシリンダーを後方に傾けて搭載し、シリンダー・ヘッドを180度回転させて吸気側を前方に、排気側を後方にするという設計上の特徴も、先代モデルを継承。最高出力34PS(25kW)/9,500rpm、最大トルク28Nm/7,500rpmを発生する。
さらに、エレクトロニック・スロットル・グリップの装備により、より繊細なスロットル・レスポンスを実現。このシステムでは発進の際に自動的にアイドリング回転数を上昇させるため、突然のエンジン・ストールを防ぎ、また、自己増幅式アンチ・ホッピング・クラッチも刷新することによりエンジン・ドラッグ・トルクを低減し、とりわけシフトダウンと同時にブレーキを操作する際の安全性を大幅に向上している。
BMW G 310 GSの主な特徴
・単気筒エンジンに、エレクトロモーティブ・スロットル・コントローラーとオートマチック・アイドル・ブーストを装備
・自己増幅式アンチ・ホッピング・クラッチ
・新型LEDヘッドライトおよび、LEDフラッシング・ターン・インディケーター
・ブレーキ・レバーおよびクラッチ・レバーは4段階調節が可能に
・オルタネーター、クラッチ、クーラント・ポンプ用のエンジン・ハウジング・カバーはチタニウム・グレー・メタリック仕上げ
・再構築されたデザインに、魅力的なベーシック・カラー、モデル専用スタイル・オプションと40周年記念カラーモデルの3種類を設定
・ETC 2.0車載器を標準装備