エレクトロビット(EB)は、11月17日(ドイツ・エアランゲン現地時間)、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)を搭載した車両アーキテクチャの構築に向けて「EB corbos AdaptiveCore 2」ソフトウェアで、ブラックベリーQNXソフトウェア開発プラットフォーム7.1®が利用可能となったことを発表した。
EB corbos AdaptiveCore 2は、Adaptive AUTOSARを実行する基本ソフトウェア。SEooC(特定コンテクストに依存しない安全要素)として設計され、安全でセキュア、柔軟性のある高性能の ECUを構築するために中核となる技術を採用している。
ソフトウェアにはAdaptive AUTOSARのプラットフォームとブラックベリーQNXOSが予めシームレスに統合されているため、自動車メーカーや部品メーカーでは、ソフトウェアプラットフォームを利用して、セキュアなECU(車両電子制御ユニット)を開発することが可能となる。この連携により、自動車メーカーと部品メーカーによるAD(自動運転)関連の高度な機能開発を加速させ、短期間でのHPC プロジェクトの量産化をサポートしていく。