BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は6月5日、トヨタ自動車が東京で開催したイベント「トヨタサプライヤーズコンベンション」にて、2022年度「環境推進優秀賞」を受賞したと発表した。
環境推進優秀賞は、製品開発やサプライチェーンを通じて環境に関する取り組みを推進したサプライヤーに贈られるもの。受賞では、BASFの取り組みが、2050年までに地球環境の問題に対してクルマの持つマイナス要因を限りなくゼロに近づけると共に、社会にプラスをもたらすことを目指す「トヨタ環境チャレンジ2050」の達成に貢献していることが評価されたと云う。
BASFは、1990年初頭から温室効果ガス排出量の削減を推進。2030年までにCO2排出量を2018年比で25%削減し、生産量を増やしつつも、2050年までにCO2排出量を実質ゼロ(ネット・ゼロ)にすることを目指しており、トヨタとカーボンニュートラルに向けた新技術への開発と投資への意欲を共有していると云う。
今回の受賞について、BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のシニア・バイス・プレジデントであるアンディ・ポスルスウェイト氏は、グループ全体を代表して次のように述べている。
「私たちは、持続可能なソリューションを通じてお客様に付加価値をもたらすことに熱意を注いでおり、より良い未来に向けて積極的に貢献していきます。カーボンニュートラルの実現に向けたBASFのコミットメントは、言葉だけでなく実際の行動にも表れています。この点で、BASFはトヨタ自動車株式会社と共通の目標を共有しています」。