ARTA NSX-GT #8(※画像はイメージ)
オートバックスセブンは、スポンサーしているレーシングスポーツブランドARTAの2021シーズンの体制について1月15日発表した。
ARTAは1998年にスタートした、「世界に通用するドライバーを育成する」という信念のもと、日本の若手ドライバーに、頂点までの道筋を示す壮大なプロジェクト。少年たちはここから夢への挑戦心をかき立てられ、彼らの情熱を背負ったオートバックスカラーのマシンは、日本はもとより、世界中のサーキットで疾走を始めている。
SUPER GT 2020シリーズにおいては、新型コロナウイルス感染拡大により4月に予定されていた開幕戦が7月まで延期となった。また、第4戦までは無観客でのレースが行われ、これまで経験したことのない環境の中で戦ってきた。そのような中でも、ARTAは、GT500クラス、GT300クラス共に最終戦まで優勝争いに加わり、ファンの人々に『強いARTA』を見せすることができたとしている。
2021シーズン、ARTAのSUPER GTチームは、総監督は鈴木亜久里氏、エグゼクティブ・アドバイザーは土屋圭市氏が引き続き務める。GT500クラスは野尻智紀選手と福住仁嶺選手が「NSX-GT」で参戦する。
ARTA NSX GT3 #55(※画像はイメージ)
また、GT300クラスでは高木真一選手と、ARTAの新たなドライバーである佐藤蓮選手が「NSX GT3」で参戦。佐藤蓮選手は、プロレーシングドライバーの育成を目的とする鈴鹿レーシングスクール フォーミュラのSRS-Formula卒業生であり、2019シーズンにはSUPER GTのサポートレースであるFIA-F4ジャパニーズチャンピオンシップでシリーズチャンピオンを獲得、2020シーズンはFIA-F4フレンチチャンピオンシップに参戦しシリーズランキング2位になるなど、期待の若手ドライバー。成長が期待される若手選手を迎え、ARTAはさらなる飛躍に挑むという。
ARTAの2021シーズン活動体制は下記の通り。
【ARTA SUPER GT体制図】
ARTA Projectプロデューサー:鈴木 亜久里
エグゼクティブアドバイザー:土屋 圭市
– GT500
ドライバー:野尻 智紀、福住 仁嶺
– GT300
ドライバー:高木 真一、佐藤 蓮
また、例年、東京オートサロンの会場にて実施してきた体制発表会は、「東京オートサロン2021」の開催中止にともない、オンラインにて配信。これまでメディア向けに公開していた体制発表を、ファンも視聴することができる。
– ARTA新体制発表:https://topics.artaracing.com/
配信開始(予定):1月15日(金)11時00分より