オートバックスセブンは、1月11日、東京オートサロン2019(1月11日〜1月14日・幕張メッセ)の同社ブースにて、元F1ドライバー鈴木亜久里氏と共同で運営するレーシングチームARTAの2019年体制発表会を開催した。
ARTAは、1998年に「世界に通用するドライバー育成」をスローガンに立ち上がったプロジェクトだ。
プロデューサー兼レーシングチームの総監督には元F1ドライバー鈴木亜久里氏が務め、国内レースの最高峰といえるスーパーGTに参戦中だ。
20年以上活動しているこのプロジェクトだが、昨年には、レース活動に加え、オフィシャルのアパレルやグッズ販売等も手掛ける「レーシングスポーツブランド」として活動内容を刷新。
単なるレーシングチームではないファッショナブルなイメージをアピールしたブランド戦略を展開している。
当日は、数々のオフィシャルグッズ等が並べられたブース内で、まず2019年度の所属ドライバー等の体制が発表された。
左からチーム総監督の鈴木亜久里氏、エグゼクティブ・アドバイザー土屋圭市氏、GT500を戦うドライバーの野尻智紀選手、伊沢拓也選手、GT300クラスを戦う高木真一選手、福住仁嶺選手。
また、参戦マシンも、昨年までのBMWから2019年シーズンはホンダ NSXに変更することも発表。GT500とGT300それぞれに計2台のNSXを投入する。
ブースには、GT300クラスに出場予定のカーボン外装を身に纏ったマシンも展示され、迫力あるフォルムが披露された。
監督の鈴木氏は、「昨年もう一歩のところで年間チャンピオンを逃したので、2019年は絶対にタイトルを獲りたい」と抱負をコメント。今シーズンの活躍に注目したい。