オークネットは1月20日、Mobility Open Blockchain Initiative(以下「MOBI」)へ加盟したと発表した。
2018年5月に設立された非営利組織(NPO)のMOBIは、モビリティ産業におけるブロックチェーン・分散台帳技術などの標準化と普及を推進する世界最大級のコンソーシアムで、自動車メーカーや部品メーカー、非営利団体、政府機関、テクノロジー企業、流通企業など、全世界100以上の企業・組織が加盟しており、主に加盟企業が中心となった分科会の運営、全世界での国際会議の開催、SNSを活用した教育・啓蒙活動などが行われている。
オークネットは、サステナビリティポリシーとして「価値あるモノを、地球規模で循環させる~Circulation Engine.(サーキュレーションエンジン)」を制定し、あらゆる「価値あるモノ」を「必要な人のもと」へ循環させる“循環型流通”の構築に取り組んでいる。
今後、全世界的な電気自動車の普及拡大が見込まれている中、オークネットは中古自動車/中古バイクの二次流通を手掛けてきた強みを活かし、電気自動車、電動バイクやリチウムイオン電池などの効率的で透明性の高い循環型情報流通を確立するべく、MOBI加盟企業と協調し、新たな領域の事業を拡大していくとしている。