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2021年6月8日【企業・経営】

アプリリア、「新型RSV4 Factory」発売

NEXT MOBILITY編集部

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ピアッジオグループジャパンは6月8日、『新型RSV4 Factory』を全国のアプリリア正規販売店にて発売すると発表した。

 

アプリリアブランドのフラッグシップスーパースポーツであるRSV4は、デザイン、エアロダイナミクス、エルゴノミクス、エンジン、シャシー構造等あらゆる面で改良が行われ、ラップタイムやベストラップを容易に更新できるなど、サーキット走行でのパフォーマンスが向上している。

 

 

新デザインのフェアリングは、革新的なRS 660のフォルムにインスパイアされており、極限まで空気抵抗を低く抑えることで高速走行時のパフォーマンスと、ライダーの快適性が大幅に向上した。気流からライダーを保護する機能が11%向上し、肩部や頭部で上手く逃がす設計になっている。また、フロントエンドの特殊なデザインにより、エアボックス内の気圧が7%上昇し、エンジン性能も向上。ウイングレットは側面に取り付けず、ダブルウォールフェアリングに組み込んでいる。

 

エンジンでは、従来のエンジンと比較してボアストローク比が改善され、ストロークは従来の52.3mmから現在の53.3mm(ボアは81mmを維持)となった。クランクシャフトも新しく、クランクの半径が大きくなり、さらにアッパークランクケースも新しいストロークに合わせて調整されている。結果として、エンジン排気量は従来の1078ccから1,099ccへと拡大しユーロ5の適合と共に、トルクを従来の122Nm/11,000rpmから現在の125Nm/10,500rpmに増大させている。

 

電子制御システムも従来モデルに搭載されていたものから更に進化を遂げ、さらにバイクライフをよりシンプルにすることを目的に、6種類のライディングモードを採用している。

 

レーシングから直接派生した制御システムパッケージの新世代APRC(アプリリア パフォーマンス ライド コントロール)では、極めて高い計算能力を誇る6軸慣性プラットフォームを採用していることから、バイクの動的状況を検知する能力に優れ、極めて細かい電子制御ストラテジーを実現する。

 

シャシー構造は、安定したコーナリングを実現する、軽量で高剛性の新デザインのスイングアームを採用。新設計のスイングアームは、フレームと同じ構造技術を採用しているが、下部に補強ブレースを備え、従来の7つの溶接部品から現在の3つの部品へと簡素化されており、それによりバネ下重量が600g軽量化されている。

 

 

 

 

【アプリリア 新型RSV4 Factory】
メーカー希望小売価格:¥3,080,000(消費税10%込)
カラーバリエーション:アプリリアブラック
受注開始日:2021年6月9日(水)
出荷開始時期:2021年7月頃より順次
https://aprilia-japan.com/rsv4/?id=prt

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。