アルプスアルパインは、自動運転とマニュアル運転の両方で快適な操作感覚やジェスチャー入力等が可能な次世代タッチパネルを採用する「タッチインプットモジュール」を、オートモティブワールド2019」(1月16日〜1月18日・東京ビッグサイト)内の「国際カーエレクトロニクス技術展」にて日本初公開した。
アルプスアルパインは、電子部品メーカーの旧アルプス電気と、カーナビやカーオーディオ製品などを手掛ける旧アルパインが2019年1月1日付けで経営統合し誕生した新会社。
「タッチインプットモジュール」は、これら2社の技術を初めて融合させた入力デバイスで、先に米国で開催されたCES2019(現地1月8日〜1月11日・米・ネバダ州ラスベガス)にも出展、日本での公開は今回の展示会が初となる。
運転席をイメージしたデモ機には、インパネに大型液晶を採用するメインモニター、センターコンソール先には小型液晶パネル採用のサブモニターを装備する。
メインモニターは、自動運転時はドライバーが前方を見る必要がないことを前提に前方に大きくせり上がり、マニュアル運転時はインパネ内に約3/4ほど収納され前方の視界を確保。表示も必要最低限の情報だけとなる。
また、サブモニターはマニュアル運転時には運転の妨げにならないよう前方に倒れ、自動運転時はより見えやすいように手前に起き上がる設定となっている。