アイシン精機と連結子会社のオートマチックトランスミッションなどを製造するアイシン・エィ・ダブリュ(AW)、マニュアルトランスミッションなどを製造するアイシン・エーアイ(AI-A)の3社は、AWとAI-Aが2019年4月に経営統合を行うことに関して、基本合意した。
アイシングループでは、グループ会社の強みや専門性を活かしつつ、個々の力を結集し競争力の強化を図るため、2017年4月からバーチャルカンパニー(VC)体制を導入し、緊密なグループ連携体制を構築。
今後、電動化など自動車を取り巻く環境が大きく変化する中、トランスミッション事業の効率化のため、パワートレインVCに属しトランスミッション事業を行う2社を統合し、より競争力のあるパワートレイン事業の構築を目指す。
[統合2社の会社概要]
<アイシン・エィ・ダブリュ株式会社>
– 本社所在地:愛知県安城市藤井町高根10番地
– 設立:1969年5月
– 資本金:264億8,000万円
– 代表:取締役社長 尾﨑 和久
– 従業員数:18,817名(2018年3月31日現在)
– 主な生産品目:
・オートマチックトランスミッション
・ハイブリッドトランスミッション
・カーナビゲーションシステム
<アイシン・エーアイ株式会社>
– 本社所在地:愛知県西尾市小島町城山1番地
– 設立:1991年7月
– 資本金:50億円
– 代表:取締役社長 齋藤 雅康
– 従業員数:2,112名(2018年3月31日現在)
– 主な生産品目:
・マニュアルトランスミッション
・4輪駆動車用トランスファー
・オートマチックトランスミッション部品(ギア・ケース)