愛知製鋼は、5月21日(月)より25日(金)まで中華人民共和国 上海市で開催された「国際ステンレススチールフォーラム(ISSF)」で、「Best New Technology Award(新技術開発賞)」の銅賞を受賞した。
新技術開発賞は、同フォーラムの中で開催される年次総会のオープンパネルセッションで、新しい技術を適用したステンレス鋼の新用途開発事例を対象に、そのステンレス市場発展への継続的活動を評価し、表彰されるもの。
愛知製鋼は、2014年に、トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」の水素充填口用の高圧水素用ステンレス鋼「AUS316L-H2」を開発。
今回、この開発鋼が独自の成分設計により、高強度かつ高圧水素環境で優れた延性を示すステンレス鋼として、燃料電池車の安全性・信頼性の向上に貢献してきたことが評価され、受賞に至ったと云う。